2024.8.10

三重県で住みやすい街はどこ?トップ3の街の特徴や子育て支援の状況などをご紹介

こんにちは!高橋建築です。

私たちが住むこの三重県は南北に伸びた、縦長の地形をしています。

その中で北勢・伊賀・中勢・南勢・東紀州の5つのエリアに分けられており、それぞれ雰囲気や文化、交通の便などが異なります。

そのため三重県へ移住する際は、自身や家族のライフスタイルや希望する暮らし方に合った都市を選ぶことが大切です。

この記事では、三重県の住みやすい都市をランキング形式でご紹介します。

三重県への移住を考えている方や、三重県内で引っ越しを検討している方は、ぜひ参考にしてください。

三重県住みやすい街ランキング2024

三重県で住みやすいとされる街は、以下の3都市です。

1位:朝日町
2位:四日市
3位:川越町

それぞれの都市の特徴や魅力をご紹介します。

1位:朝日町

朝日町の特徴

朝日町の人口は、約1万1,000人です。

40〜50代の住民が最も多く、街は若々しい活気に溢れています。

一方で、面積は5.99k㎡と県内で最も小さく、人口密度の高さが特徴です。

人口は現在も増え続けており、令和2年の国勢調査では、三重県内の人口増加率で1位を獲得。

三重県の中でも、発展スピードの速い都市とされています。

コンパクトな町のため、町内に大型の商業施設はありません。

しかし近郊都市へのアクセスの便が良いため、車があれば買い物に困ることもないでしょう。

また、町内には愛知県内や三重県内の大都市に通勤・通学する人も多くいます。

都市部のベッドタウンとしても、人気の高い町です。

参考:
朝日町「令和5年度末 人口・世帯数 (令和6年3月末現在)」
朝日町「年齢別人口」
朝日町「街歩き絵図」
総務省統計局「令和2年国勢調査 人口速報集計結果(三重県分)」

朝日町のアクセスの利便性

朝日町には、JRや近鉄名古屋線の2路線が通っています。

朝日駅から名古屋駅までは約35分、お隣の四日市駅までは約15分と、多方向へのアクセスの便に優れているのが特徴です。

また名古屋市街地までは車で約40分、四日市市までは約20分と、車でのアクセス性も高く、交通の便に関するストレスは少ないでしょう。

朝日町の子育て支援

朝日町には子育て世帯の移住者も多くいます

町内の保育所や学校の数は少ないですが、コンパクトな町のため近隣の市町村の保育所・学校までの距離もそれほど遠くなく、学区外に通う子どもも多くいます。

また、生後3か月〜小学校6年生までの子どもを対象とした、ファミリーサポートも完備されています。

これは、保護者が病気や急用の際に、子どもの送迎などをお手伝いするサービスのことです。

小さな都市のため各家庭の状況もお互いに把握しやすく、町全体で子育てを支え合っています。

朝日町の生活環境

朝日町の生活環境は、中心地よりも静かで落ち着いています。

コンパクトな町のため、短距離の移動で全ての用事を済ませられるのは、嬉しいポイントです。

また、四日市市や桑名市などの大きな都市に近いですが、大都市周辺よりも家賃が安い点もこの町の魅力。

大都市をメインの生活の場としながら、経済的な暮らしをしたい方に適しています

加えて朝日町の住宅街周辺にはスーパーやコンビニ、少し足を伸ばせば大型のショッピングモールもあり、生活の環境は整っています。

利便性の高さを持ちながら、古い家や自然も多く、心地よく過ごせる町です。

2位:四日市

四日市の特徴

四日市は面積が205.58㎢、人口は約31万人 と、三重県最大の規模を誇る都市です。

ちなみにこの人口は、東京都の豊島区と同じくらいです。

しかし豊島区の面積は約13㎢と四日市市のおよそ16分の1。

四日市市の人口密度が低く、伸び伸びした都市であることが数字からわかります。

また、四日市市は企業も立ち並ぶ工業都市でありながら、鈴鹿山脈や伊勢湾などの豊かな自然にも囲まれています。

少し車を走らせれば里山や茶畑など自然豊かな光景も楽しめる、発展と情緒が同居する都市です

参考:
四日市市役所「人口・世帯 |」
四日市市役所「四日市市の概況の把握」
豊島区「豊島区の概要」

四日市のアクセスの利便性

四日市市には、近鉄名古屋線が通っており、名古屋駅まで乗り換えをせずに約30分で到着します。

また、四日市駅前からは東京や京都、大阪などに向かう高速バスも発着しており、県外への旅行が気軽に楽しめます。

さらに、現在は高速道路の東海環状自動車道の全通工事も進行中です。

今後は中京圏へのアクセスがより快適になるため、さらに交通の便が良くなるでしょう

四日市の子育て支援

四日市市は保育所や学校の数も多く、名古屋市内も通学圏内のため進路の選択肢は豊富です。

また病後保育施設の数も多く、2023年時点で県内最多を誇ります。

子ども医療費は所得制限がなく、中学生まで無償化されている点も特徴です。

また、相談窓口がこまかく分けられています。

たとえば、パパのための相談やママのための相談、ヤングケアラーや身近な福祉の相談相手など、抱えているトラブルに合わせた相談窓口が用意されているため、困ったときすぐに力になってもらえます。

四日市市長が掲げるスローガンが「子育てするなら四日市」「教育するなら四日市」であることから、子育てにとても力を入れている都市です

参考:
四日市市長森智広オフィシャルブログ

四日市の生活環境

四日市駅は三重県内でも有数の繁華街です。

駅前には大きなビルがあり、ショッピングやグルメを楽しめます。

一方で住宅街周辺は、繁華街に比べると静かな環境です。

住居エリアはスーパーの数も多く、医療機関も充実しています。

この都市に住んで、生活に困ることはないでしょう。

子育ての制度も整っているため、安心して家族で暮らしたい人にぴったりの都市です。

3位:川越市

川越町の特徴

川越町は人口が約1万5,000人 面積は8,72㎢と県内で2番目に小さな町す。

しかし交通環境が優れていることから、多くの企業が立地しています。

また、子育て支援にも力を入れており、子育て世帯の人口がゆるやかに増えている点も特徴です。

災害対策にも熱心に取り組んでおり、防災・減災を意識した施策を豊富に取り入れています

参考:
川越町公式サイト「地区別・年齢別人口一覧」
川越町公式サイト「町長からのメッセージ」

川越町のアクセスの利便性

川越町には、みえ川越ICや近鉄名古屋線川越富洲原駅があり、広域交通の利便性の高さが伺えます。

また、伊勢湾岸自動車道や国道23号などの幹線道路も整備されており、車でのアクセスも良好です。

名古屋市まで約30km、四日市市中心部までは約8kmと、都市への移動もしやすいことから、住みやすい街として人気を集めています。

川越町の子育て支援

川越町は子育て支援にも力を入れており、小学校区ごとに児童館を整備しています。

小さな町であるため保育園や幼稚園、学校の数はそれほど多くありませんが、一時保育対応や認可外保育園への補助金制度も用意されており、子どもを預けて働きたいママ・パパの支援環境が整っています。

また、町外への通学も可能なため、進路の選択肢は豊富です。

川越町の生活環境

川越町には大きなショッピングモールはありませんが、隣接する四日市市や桑名市まで足を運べば、大型の商業施設がたくさんあります。

町内で買い物のすべてをまかなうのは難しいですが、町外に簡単にアクセスできるため、それほど生活に困ることはないでしょう。

川越町はどちらかと言えば静かな住宅街エリアが多く、自然に溢れています。

落ち着いた暮らしをしたい方や自然に触れながら子育てをしたい方に、おすすめの町です。

三重県で楽しく豊かに暮らそう

三重は自然が豊かな県です。

一方で繁華街には豊富な商業施設があり、経済の発展性も豊かです。

都市によって特徴や力を入れている政策、アクセスの便などは異なるため、ライフスタイルや経済状況などに合わせて、住む町を選んでみてください。

三重県への移住や県内の引っ越しを検討している方は、今回ご紹介した記事を参考にして、ご自身や家族にぴったりの新しい暮らしの場を見つけられたら良いですね。

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